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Column 2021.07.02

VACANのトイレ広告「アンベール(Unveil)」とは?【VACAN早わかりVol.04】

株式会社バカンが提供しているリアルタイム混雑情報配信プラットフォーム「VACAN」には、お手洗いの個室内に設置する小型のデジタルサイネージ「AirKnock」という機能があります。実はこれは広告配信などの各種情報表示にも使うことができ、OOH(屋外広告)に分類される広告媒体でありながら、非常に注視していただきやすい特長があります。今回は、そうしたVACANの広告配信機能「アンベール(Unveil)」の詳細についてご説明します。

そもそもVACANとは何?という方は、こちらの記事をご覧ください。
>> VACANとは何?かんたんにご説明します【VACAN早わかりVol.01】

VACANではサイネージに広告配信もできる

お手洗い個室のデジタルサイネージAirKnock

VACANには、AirKnockというお手洗いの個室内に設置する小型のデジタルサイネージを設置する機能があります。サイネージは、個室の壁面に設置されています。約10インチ程度のタブレットをイメージしていただければ近いです。普段はお手洗いの混雑状況を表示して、自発的な個室の譲り合いを促すためのものなのですが、ここに広告など各種情報を表示することもできます。

AirKnockへの広告配信はどのように行われる?

AirKnockに広告が配信される際には、どのように表示されるのでしょうか?まず、AirKnockの動作は、お手洗いのドアについているセンサーと連動しています。個室の利用が開始したら、広告を含む各種情報の配信が行われるようになっています。

設置場所にもよりますが、ほとんどの場合、個室の利用を開始すると最初にその施設固有の情報が流れます。お手洗い利用時の注意やお知らせなどです。その後、30秒程度の動画広告(一部設置場所を除き音声なし)が配信されます。規定の本数の動画が流れ終えると、お手洗いが混雑していない場合はループ再生に入り、混雑している場合は混雑情報表示などに切り替わります。

動画広告の再生本数や時間は、お手洗いの混雑を誘発しないレベルに制御されています。これは、VACANがこれまでに解析してきたお手洗いの混雑データに基づいて割り出されています。混雑対策を生業としている弊社にとって逆に混雑を起こしてしまっては元も子もないですし、お手洗い利用者の方の快適性にも影響するため、少々複雑にはなるものの、こうした制御を行っています。

>> AirKnockの設置希望施設向けページはこちらからご覧いただけます

トイレ広告「アンベール」が選ばれる理由

強み① プライベート空間で広告コミュニケーションができる

トイレ広告「アンベール」の特徴は、なんと言ってもお手洗いというプライベートな個室空間で広告コミュニケーションが行えることです。オフィスなどでは1人でほっと一息つける空間は、案外少ないもの。数少ない落ち着ける場所であるお手洗いの個室でコミュニケーションを行えるので、視聴者に深く印象に残りやすい媒体です。

強み② 注視してもらいやすい

1つ目の強みとも重なりますが、お手洗いの個室内という他に邪魔をするものが何もない空間に動画を配信するため、いわゆるOOH(屋外広告)に分類されながらも、注視いただきやすい媒体だと言えます。AirKnockのサイネージは個室の壁面、ちょうど座ったときに目に入りやすい高さに設置されています。もちろん見ていただく方への伝わり方はクリエイティブによって左右されますが、再生されている動画自体に気づいていただきやすい環境です。

AirKnockの強み(3) OOHながらターゲティングが可能

一般的にデジタルサイネージ広告などのOOHは、どんな方に届けるかのターゲティングや、本当に見ていただけたかの確認が難しいことが課題です。しかし、AirKnockでは、従来のデジタルサイネージ広告と比べてターゲティングが容易です。

最もシンプルには、性別によるセグメント配信が可能です。お手洗いゆえの特長と言えます。配信する・しないだけでなく、性別によってクリエイティブを出し分けることもできます。性別以外では、物件(どのビルが良いか)や、物件のカテゴリ(オフィスにするか商業施設にするか)などの条件を組み合わせて配信することもできます。

配信後は、再生数を確認することができます。AirKnockの場合、お手洗い個室が利用されたときに再生が開始され、さらに注視される可能性が高いため、再生数は概ね視聴数に近い数値と捉えていただいても差し支えありません。この配信結果レポートのほか、動画内にQRコードを配置して読み取り数を計測することで、配信効果の振り返りがしやすくなっています。

>>AirKnock Adsへの出稿はこちらをご覧ください

AirKnockはどんな場所に設置されている?

首都圏のオフィスビルや商業施設など

AirKnockのサイネージは、首都圏を中心に、オフィスビルや商業施設に設置されています。オフィスビルでは、恵比寿ガーデンプレイスや中野セントラルパークサウスなど、比較的大型のオフィスビルが多い傾向があります。商業施設は多様ですが、横浜駅直結の相鉄ジョイナスなど、利用者が多く安定している施設を中心に設置をしています。

AirKnockサイネージは、現地チェックの上で設置

お手洗いに広告を出すのは、ブランドイメージ上少し気になる…という方もいらっしゃいます。確かに、あまり清潔ではないお手洗いだとそういった懸念も当てはまるかもしれません。しかし、AirKnockはすべて現地を確認した上で、設置を行っており、広告クライアント様のブランドイメージを毀損しそうな配信面をつくらないよう心がけています。

食品の広告を配信することも

厳選したお手洗いに設置をしていることもあり、食品に関する動画広告を配信いただいたこともあります。やはり食品の種類によって向き不向きはありますが、シズル感の強いものよりも、機能性食品などを、お手洗いという文脈でも違和感ないクリエイティブで配信いただくと、見ていただく方の違和感は意外なほどないようです。

VACAN AirKnockで、深く届く広告コミュニケーション

VACANのAirKnockサイネージは、プライベート空間での広告コミュニケーションを行える媒体です。生活の中に様々なメディアと広告が溢れている昨今、AirKnockほど落ち着いた環境でメッセージを伝えられる媒体は珍しいかもしれません。「お手洗い」という印象が先行しがちですが、清潔なプライベートな空間で、深く届くコミュニケーションを行える広告媒体として、他にはない特長を持っています。