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Column 2023.12.06

マイナンバー認証を活用した公共施設予約システムが誕生

▶︎デジタル庁「デジタル実装の優良事例を支えるサービス/システムのカタログ(第2版)」

公共施設運営の課題

全国の自治体で、過疎化や高齢化による人手不足が課題となっています。バカンは、公共施設予約のDXを通じて課題の解決に取り組んでいます。

従来、公民館や体育館などの公共施設では、本人確認から施設予約、決済、鍵の受け渡しまでが対面で行われ、利用者と職員双方にとっての負担となってきました。予約など一部機能をオンライン化している例はあるものの、一連の機能全体には及ばないのが通例です。その結果、対面業務は残され、一日に数回発生する業務のために土日祝に出勤するといったことも生じています。

この現状を変えるため、バカンは新たに「公共施設予約システム」を開発しました。このシステムを用いることで、公共施設の予約に係わる一連のプロセスをオンライン化し、利便性と生産性の向上を実現します。

サービス概要

バカンの公共施設予約システムは、施設予約、決済、鍵の受け渡しといった一連のプロセスを、スマホ上のアプリで完結させます。マイナンバーカードとの連携をシステムの基盤とすることで、利用者一人一人を識別し、安全でスムーズな利用体験を提供します。

⚫︎主要な機能

① 連携基盤と利用者登録システム
② 公共施設のネット予約・決済システム
③ スマートロック連携システム
④ 電子回覧板システム(オプション)

利用イメージ

①利用者登録
専用アプリでマイナンバー認証を行ったのち、登録を行います。

②公共施設予約
施設、日時、備品を選択し、オンライン上で予約します。窓口で記入するといった手続きは不要になります。

③スマートロック連携
キーを発行することで、物理鍵の受け渡しなしでドアを解錠できます。

キャッシュレス決済
決済も、クレジットカードや電子決済を用いてオンライン上で完結します。

サービス導入の効果

公共施設の利用をオンライン化することで、自治体職員様の業務負荷を軽減し、住民の利便性を向上させることが期待できます。

具体的なメリット
①利用登録申請がマイナンバーカードとスマホで完結
②空き状況がシステムから確認でき、そのまま予約できる
③キャッシュレス決済で利用料が支払える
④スマートロック対応で、物理的な鍵が不要に

対象となる公共施設のイメージ

施設単位、部屋単位など、オペレーションや利用シーンに応じた柔軟な設計が可能です。

⚫︎運動系施設
体育館/テニスコート/武道場/弓道場/グラウンド/野球場など

⚫︎学習系施設
公民館/生涯学習センター/貸会議室/講習室/音楽室/調理室など

⚫︎その他施設
オンライン窓口/シェアオフィスなど

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