無料で相談する

Column 2023.10.10

トイレ広告は何のため?混雑のないトイレ、社会貢献するトイレを広げるために

弊社が提供するトイレ広告「アンベール(Unveil)」の導入数は、2023年10月現在累計9000台を超え、ありがたいことに「アンベール」を見たことのある方、ご興味を持ってくださる方も増えてきました。一方で、「トイレ広告は何のために導入するの?」「広告を流したらトイレが混雑するのでは?」といった声をいただくこともあります。

実は、バカンのトイレ広告「アンベール」は、トイレの満室・空室がわかるサービス「Throne(スローン)」とトイレの混雑状況・利用時間を伝えるサービス「AirKnock(エアノック)」を通じて提供されるトイレの混雑を改善するソリューションの一環なのです。

今回は、弊社のトイレ広告が 何のためにあるのか?混雑解消にどのように役に立つのか?について解説いたします。

▲弊社の開発したトイレ広告ディスプレイの設置例

空いているトイレを見つけられるサービス「Throne」

バカンのトイレ広告「アンベール」は、弊社創業時から提供しているトイレの混雑を可視化するサービスを基盤として活用しています。弊社のトイレ混雑可視化サービス「Throne(スローン)」は、各個室のドアに設置されたセンサで満室・空室といった利用状況を検出し、トイレのリアルタイムな混雑状況を可視化できるサービスです。

このサービスによって、施設の利用者に、これから行こうとしているトイレは空いているか、あるいは、どこのトイレが空いているかを伝えることができるため、施設の利用者を空いているタイミング、空いている場所に誘導することができ、施設の利用満足度を高めることができます。

▲トイレ混雑可視化サービス「Throne」は、どこのトイレが空いているかを施設利用者へ伝えることができるサービスです

“見えないノック”でトイレの混雑を改善するサービス「AirKnock」

また、トイレ広告を表示するディスプレイには、トイレの利用開始から一定時間経過すると、トイレの混雑状況や利用時間をリアルタイムで表示する機能があります。これによって利用者自身はトイレの混雑状況(他の個室が満室であること)に気づくことで、自発的な退室を促します。その一方で、トイレが混雑していない時は安心してゆっくり利用することができます。

バカンの提供するこれらのサービスによって、実際に長期利用が半減したという施設もあります。

▲トイレ混雑ソリューション「AirKnock」の仕組み

バカンのトイレ混雑改善を広めるために生まれたトイレ広告「アンベール」

バカンのトイレ混雑ソリューションは、広告放映のない形で導入していただくことも可能です。
しかし、できるだけ初期費用を抑えながらトイレの混雑問題を解決したい、と考えている施設様にも、トイレ混雑を改善するお手伝いができないだろうか。そんな思いで生まれたのが、バカンのトイレ広告「アンベール」です。

弊社は、トイレの混雑問題の解決に取り組んで以来、「空いているトイレがすぐにわかって助かった」「可視化しただけでも利用者の利便性が上がった」といった多くの声を聞いて参りました。そこでトイレ広告の配信による広告収入によって、混雑改善サービスの導入にかかるコストをまかなうことができる新しい選択肢を作りました。

弊社のトイレ広告が何のためにあるのか?
それは、より多くのトイレが混雑せずに、より快適に利用できる環境になる世界を目指すために、バカンのトイレ広告「アンベール」は存在しているのです。

特許技術を駆使した混雑させない仕組み

「広告を放映すると、トイレが混雑してしまうのでは?」という心配がよぎる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、その心配はいりません。なぜなら、トイレ広告が混雑を発生させないよう広告放映アルゴリズムを最適化しているからです。

弊社は混雑改善サービスを事業展開している第一人者として、広告放映と混雑改善の両立を実現できる特許技術を持っています。例えば、リアルタイムなトイレの混雑状況や利用時間に応じて、広告の表示回数を最適化するスマートな配信技術によって、広告主様の期待する広告放映回数を維持しながらも、個室内での不必要な長期滞在を誘発しないように調整されています。

数々の実証実験を経て、実際にトイレ広告が混雑を発生させないことを確認しています。実証実験で培ってきたトイレ広告の表示制御技術は、バカンの特許技術の一環であり、バカンだからこそできる仕組みなのです。

▲各エリアごとのトイレの利用状況をリアルタイムで分析し、混雑していない時にのみ広告がループ放映される特許技術を開発

トイレに設置したディスプレイがトイレを優しい空間に

トイレの混雑ソリューションを導入する選択肢として始めたトイレ広告ですが、トイレという空間の特性を活かした広告だからこそ、健康やストレス、性に関する様々な悩みを抱えた方へ、最適な商品やサービスの情報を届けることで「悩み続けてしまう時間をなくす」機会を創造しています。

また、弊社では、トイレを利用する方に心地良く快適な空間を提供したいという思いから、トイレに設置したディスプレイに、トイレ利用者の方だけが見えるリラックスできる情報や、ためになる情報をお届けすることで、より快適に過ごしていただける空間作りを目指しています。

バカンはトイレ混雑を改善しながら、より快適なトイレ体験を提供するために、様々な特許技術を開発・活用しています。トイレの混雑改善トイレ広告の出稿に興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

サービス導入事例

・日本電信電話株式会社 さま
流し忘れが0件に。個室内にタブレットを設置することで、トイレの快適性と利便性を向上

・ジョイナス さま
トイレ個室内のディスプレイを活用し、キャンペーンや告知を配信。トイレのメディア化により、顧客満足度と認知の向上に寄与

・東京建物株式会社 さま
混雑の抑制で入居企業の満足度が向上。IoTを活用し密を防ぎ、お手洗いから価値創造に成功させた秘訣

トイレ混雑のお悩みは、お気軽にご相談ください。

トイレ混雑可視化・混雑改善サービス「Throne / AirKnock」についての詳細