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Column 2023.10.02

バカンのトイレサイネージを支える特許技術とは?

株式会社バカンは、創業当初からトイレ混雑の課題に取り組んできました。

社内には「トイレが空いていなくて困った」という経験をもつメンバーが多く、熱意を持ってこの課題に向き合っており、施設の皆様から多くの要望をいただいていることからも、トイレを快適にするためのソリューションを提供することは、弊社の使命であると考えています。

弊社は、トイレの利用者に不快感を与えることなく、やさしく適切に混雑を解消するための方法を試行錯誤しながら、トイレ個室内に最適化したトイレサイネージ*の表示制御技術を培ってきました。今回は、弊社のトイレサイネージに使われている当社の特許技術をご紹介したいと思います。

* トイレサイネージ=トイレの個室内に設置したディスプレイ

▲弊社の開発したトイレサイネージの設置例

トイレ利用者の心地よさと混雑改善を両立するバカンの特許技術

トイレサイネージによって個室の混雑改善を実現する当社のサービス「AirKnock(エアノック)」では、個室を一定時間以上利用されている方へ、トイレ個室の満室状況や利用時間(10分以上など)をお知らせする機能があります。

このAirKnockの仕組みによって、トイレの利用者にリアルタイムな混雑状況を伝えることで、情報を把握してもらい、自発的な退室を促すことで長期滞在を抑止することができます。これは、弊社の独自調査の中で、「混雑していると知っていたらもっと早く出てもよかった」「トイレ個室にいると自分が思っているよりも長時間滞在してしまっていて驚いた」という声から発見したアイデアでした。

実際に、AirKnockを導入した施設では、長期滞在が半減した施設もありました。

一方で、当初は利用開始の直後から混雑状況や利用時間を表示していたところ、「入るなり急かされているようで不快だ」というお声も届きました。そこで、利用開始から一定時間経過してから混雑情報や利用時間を表示する改善や、トイレが空いている場合には混雑情報の表示開始を遅らせるなど、日々のトイレの時間をみなさまに快適に利用していただくための調整を行っております。

このように、トイレの利用者に自発的な退出の判断ができるきっかけを提供することで、トイレ混雑を改善し、より多くの方にトイレを気持ちよく利用いただける世界を実現しています。

▲適切なタイミングで利用中のトイレの混雑状況と現在の利用時間が表示される弊社特許技術

混雑改善と両立するスマートなトイレ広告を実現するバカンの特許技術

弊社のトイレサイネージでは、混雑情報の表示だけでなくトイレ個室の利用者に向けた広告配信サービスも提供しています。

弊社は混雑改善サービスを事業展開する第一人者として、広告と混雑改善の両立を実現できる特許技術を持っています。例えば、リアルタイムなトイレの混雑状況や利用時間に応じて、広告の表示回数を最適化するスマートな配信技術によって、広告主様の期待する広告放映回数を維持しながらも、個室内での不必要な長期滞在を誘発しないように調整されています。

▲トイレ広告の配信イメージ

トイレ広告「アンベール」は、トイレ混雑を改善するためのサービスである「Throne」や「AirKnock」を、より導入しやすくするために生まれたサービスです。トイレにいる利用者をターゲティングしたい広告主様の広告費用によって、トイレの混雑可視化サービス「Throne」やトイレ個室内に利用時間や混雑情報を表示する「AirKnock」の導入費用をまかなうことができることで、弊社の目指す「どこが空いているか1秒でわかる、優しい世界をつくる」ことの実現を持続的に可能にしています。


このようにバカンのトイレサイネージには、施設と利用者と広告主にとって三方良しとなる心地よい体験をもたらすための技術が日々研究され、特許技術として実際に使われています。


トイレ混雑の改善やトイレ広告出稿を検討中の方はぜひお問い合わせください。

バカンの「ムダな待つをなくす」サービスやソリューションについて詳しく知りたい方は、こちらから。

サービス導入事例

・日本電信電話株式会社 さま
流し忘れが0件に。個室内にタブレットを設置することで、トイレの快適性と利便性を向上

・ジョイナス さま
トイレ個室内のディスプレイを活用し、キャンペーンや告知を配信。トイレのメディア化により、顧客満足度と認知の向上に寄与

・東京建物株式会社 さま
混雑の抑制で入居企業の満足度が向上。IoTを活用し密を防ぎ、お手洗いから価値創造に成功させた秘訣