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Case study

流し忘れが0件に。個室内にタブレットを設置することで、トイレの快適性と利便性を向上

日本電信電話株式会社 さま

業種
事業会社
活用場所
トイレ

フィスにおいて、「お昼時にトイレが混雑していて、利用待ちが発生する」「利用後の流し忘れ」といった課題が挙げられることが少なくありません。

一方でオフィスのトイレは簡単に増設することが難しく、同じ会社の人が利用することが多いといった関係で、混雑を解消するための抜本的な施策も打ちづらいといった特徴があります。今回はオフィスにおけるトイレの混雑や快適性に関する課題解決に、「VACAN AirKnock」をつかって取り組まれているNTT東日本様にお話を伺いました。

導入サービス:

トイレの混雑抑止サービス「VACAN AirKnock」

導入箇所

NTT東日本本社ビルの従業員用トイレ

導入前の課題

トイレ混雑により、余計な移動コストが生じることがあった

トイレが空いているか行ってみないとわからないため、会議の合間など限られた時間内でトイレに行く必要がある場合、トイレが空いていないことで別のフロアに移動する、利用を諦めるといったことが生じていた。

長時間滞在を抑制する施策が実施しにくい

トイレの利用者同士が同じ組織に属しているため、気まずさといった観点からノックや声掛けといった長期滞在の抑制を促すアクションを行いにくい。またトイレ内への周知用の貼り紙も貼付作業が発生し、時間と共に効果が減少してしまうといった問題があった。

個室内での体調不良などの検知が難しい

トイレの個室の利用状況を常にモニタリングすることは、人的リソースの観点で難しかった。そのため、体調不良などが発生しても速やかに把握しにくいといったリスクがあった。

ポスターをつかった社内向け情報発信の手間の大きさ

これまで社内で全員に向けて情報を発信する手段の1つとして「ポスター」があったが、印刷や貼付作業が必要なため、任意のタイミングで発信するハードルが高いことや、文言を改善・修正しにくいといった問題があった。

導入後の効果

トイレの美化に貢献。流し忘れが減少

導入前はトイレの流し忘れが確認されていたが、導入後タブレットにて「トイレはキレイに使いましょう」というメッセージを配信することによってそういった問題が大幅に削減、総務担当に届いていた改善を求める声がなくなった。それに伴い、トイレが導入前に比べて使いやすくなったといった声も聞かれるようになった。

トイレの使用データの活用

長時間利用の発生頻度や平均滞在時間、混雑がしやすい時間帯といったデータを定量的に取れるようになったことで、感覚ではなくファクトを基にした混雑対策をたてることが可能となった。

情報周知の手間が大幅に減少

これまでトイレを活用し情報を発信する際は、ポスターなどの貼り紙を使っていた。そのため、手作業でそれらをトイレ内に貼ったり、剥がしたりといった労力がかかっていた。一方で、導入後は個室内のディスプレイを通して情報を発信できるようになったことで、それらの作業がなくなり情報発信をする際の手間が大幅に減った。

またディスプレイでは情報に動きをつけることができるため、ポスターなどに比べ注目を集めやすく情報の理解や継続的な認知を取りやすい。