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Information 2021.12.29

渋谷区とTikTokがコラボした年末向けショートムービーを、トイレの個室内に向けて配信開始

株式会社バカン(本社:東京都千代田区、代表取締役:河野剛進、以下「バカン」)は、渋谷区とショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」が連携し公開しているショートムービーを、お手洗い内へ配信します。配信はお手洗いの長時間利用の抑止IoTサービス「VACAN AirKnock Ads」(エアーノック アッズ、以下 AirKnock Ads)」を通して行われます。

■新たな配信面を活用した取り組み

今回の取り組みは、バカンが提供するお手洗いの長時間利用の抑止サービス「AirKnock Ads」を活用し、渋谷区とショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」が連携し作成された年末に向けたショートムービーを渋谷区役所内のお手洗いへ配信するものです。ショートムービーは、新型コロナ対策を踏まえてルールを守りながら、年末を楽しく過ごすための啓発を目的とした内容となっており、お手洗いを利用される方に閲覧いただくことで認知度の向上が期待できます。

お手洗い内に設置された小型ディスプレイを通して、約30秒間のショートムービーが配信されます。

図)配信動画イメージ

図)配信動画イメージ

■ショートムービーについて

ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」と渋谷区が連携し、2021年12月24日(金)より2021年12月31日(金)まで、TikTokの人気クリエイター協力のもと制作した啓発動画を公開します。年末カウントダウン等のイベントシーズンに向けて例年多数の皆さまが訪れる渋谷区において、新型コロナ対策を踏まえてルールを守りながら、年末を楽しく過ごすための啓発を目的としたキャンペーンです。

渋谷区では現在、コロナ禍を踏まえ昨年に引き続き年末カウントダウンイベントが中止となり、条例による渋谷駅周辺での公共の場での飲酒の禁止についても周知を実施しています。今回の啓発キャンペーンを通して、ルールを守りながら区内で安全に過ごしていただくための理解浸透を図ります。

(動画内で訴求する啓発テーマ)
・テーマ1:年末カウントダウンの中止
・テーマ2:「正しいマスクの着用」方法
・テーマ3:年末年始における公共の場での飲酒の禁止

■AirKnock Adsについて

「AirKnock Ads」は、取得したお手洗いの混雑情報と利用時間を個室内壁面に設置したタブレットに表示することで、自主的な退室を促し、長時間利用を抑制するサービスです。また個室内に設置されたタブレットを通して、動画広告や店舗からのお知らせなどを配信できます。

混雑具合に応じて広告の長さを自動で調整したり、滞在時間に応じて画面の表示を滞在抑制につながる表示に変更するといった、バカンがこれまでに蓄積してきた技術やノウハウから生み出した特許技術(出願中含む)が多数用いることで、お手洗いの混雑抑制とメディア化を実現しています。
※本サービスに利用しているタブレットのカメラは利用しておりません。

(具体的なメリット)
・利用時間の削減
同サービスが導入されたオフィスでは、1個室あたり1日45分のお手洗い利用時間の削減効果が確認されています。また実証実験では「30分以上」の個室利用回数が64%減少と半分以下になりました。20分以上の利用は43%減、15分以上も29%減となるなどの効果を上げています。
※利用削減時間などは参考値であり、場所や環境によって変わります

・理解度70%を超える配信面の創出
個室の壁面に設置された小型のタブレットを通して、混雑を発生させないように制御しつつ、利用者にお手洗いの利用時間だけでなく店舗からのお知らせやプロモーション動画などを配信します。
お手洗いは他のコンテンツが少ないため、利用者の視認性が高く集中してコンテンツを見やすいといった特徴があります。実証実験では、配信した広告の理解度が70%を超えるといった結果が出ています。

・お手洗いデータの活用
これまで取得できていなかったお手洗いの使用時間や頻度などのデータを蓄積することで、清掃や備品管理などの効率的なオペレーション構築が期待できます。

・個室内のリスク低減
滞長時間利用の個室をリアルタイムに検知し通知することで、急病人などの発生を早期に把握できる可能性が高まります。

画像:AirKnockのイメージ

画像:AirKnockのイメージ

■株式会社バカンについて
会社名:株式会社バカン
代表者:河野剛進
所在地:東京都千代田区永田町2−17−3 住友不動産永田町ビル2階
設立:2016年6月
URL:https://corp.vacan.com/
バカンは経済産業省が選定する官民による支援プログラムJ-Startup 2019選定企業です。IoT、AIを活用してあらゆる空席情報を収集し提供。レストラン街やカフェ、お手洗い、観光地、避難所、投票所などあらゆる場所の空き状況をセンサーやカメラなどで検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信するサービスを提供しています。