Information 2021.12.28
手洗いの長時間利用を抑止するIoTサービス「VACAN AirKnock Ads」で、ネクイノがプロモーション動画を配信開始
株式会社バカン(本社:東京都千代田区、代表取締役:河野剛進、以下「バカン」)は、株式会社ネクイノ(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役:石井健一)が展開する、オンラインのピル処方サービス「スマルナ」のプロモーション動画をお手洗い内へ12月17日(金)から配信開始しました。配信はお手洗いの長時間利用の抑止IoTサービス「VACAN AirKnock Ads」(エアーノック アッズ、以下 AirKnock Ads)」が導入されたオフィスなどで行われます。
■新たな配信面を活用した取り組み
今回の取り組みは、バカンが提供するお手洗いの長時間利用の抑止サービス「AirKnock Ads」を活用しオンラインピルの処方サービス「スマルナ」のプロモーション動画をオフィスの女性個室のお手洗いへ配信するものです。お手洗いを利用される方に閲覧いただくことを目的に配信を行います。トイレのプライベート空間だからこそ、女性特有の悩みに寄り添って、解決したり、背中を押す環境として非常に親和性が高い商材と考えております。
お手洗い内に設置された小型ディスプレイを通して、約30秒間のプロモーション動画が12月17日(金)から配信開始されました。
■AirKnock Adsについて
「AirKnock Ads」は、取得したお手洗いの混雑情報と利用時間を個室内壁面に設置したタブレットに表示することで、自主的な退室を促し、長時間利用を抑制するサービスです。また個室内に設置されたタブレットを通して、動画広告や店舗からのお知らせなどを配信できます。
混雑具合に応じて広告の長さを自動で調整したり、滞在時間に応じて画面の表示を滞在抑制につながる表示に変更するといった、バカンがこれまでに蓄積してきた技術やノウハウから生み出した特許技術(出願中含む)が多数用いることで、お手洗いの混雑抑制とメディア化を実現しています。
※本サービスに利用しているタブレットのカメラは利用しておりません。
(具体的なメリット)
・利用時間の削減
同サービスが導入されたオフィスでは、1個室あたり1日45分のお手洗い利用時間の削減効果が確認されています。また実証実験では「30分以上」の個室利用回数が64%減少と半分以下になりました。20分以上の利用は43%減、15分以上も29%減となるなどの効果を上げています。
※利用削減時間などは参考値であり、場所や環境によって変わります
・理解度70%を超える配信面の創出
個室の壁面に設置された小型のタブレットを通して、混雑を発生させないように制御しつつ、利用者にお手洗いの利用時間だけでなく店舗からのお知らせやプロモーション動画などを配信します。
お手洗いは他のコンテンツが少ないため、利用者の視認性が高く集中してコンテンツを見やすいといった特徴があります。実証実験では、配信した広告の理解度が70%を超えるといった結果が出ています。
・お手洗いデータの活用
これまで取得できていなかったお手洗いの使用時間や頻度などのデータを蓄積することで、清掃や備品管理などの効率的なオペレーション構築が期待できます。
・個室内のリスク低減
滞長時間利用の個室をリアルタイムに検知し通知することで、急病人などの発生を早期に把握できる可能性が高まります。
■株式会社ネクイノについて
会社名:株式会社ネクイノ(英表記:Next Innovation Inc.)
代表取締役:石井 健一
所在地:〒530-0002 大阪府大阪市北区曽根崎新地1丁目13番22号 御堂筋フロンティア WeWork
URL:https://nextinnovation-inc.co.jp/
設立:2016年6月3日
医師や薬剤師、弁護士など、医療及び関連法規分野に知見を持つ人材が集まり、2016年6月に創業。ICTを活用したオンライン診察をはじめ、健康管理支援、未病対策など、一人ひとりのライフスタイルや健康状態に合わせて選択活用できる医療環境を生み出している。「世界中の医療空間と体験をRe▷designする」メディカルコミュニケーションカンパニーを掲げ、テクノロジーと対話の力で世の中の視点を上げ、イノベーションの社会実装を推進。2018年6月、婦人科領域に特化したオンライン診察プラットフォーム「スマルナ」をリリース。2020年にはマイナンバーカードと健康保険証をリンクさせるセキュアな個人認証システム「メディコネクト」の提供を開始。
■株式会社バカンについて
会社名:株式会社バカン
代表者:河野剛進
所在地:東京都千代田区永田町2−17−3 住友不動産永田町ビル2階
設立:2016年6月
URL:https://corp.vacan.com/
バカンは経済産業省が選定する官民による支援プログラムJ-Startup 2019選定企業です。IoT、AIを活用してあらゆる空席情報を収集し提供。レストラン街やカフェ、お手洗い、観光地、避難所、投票所などあらゆる場所の空き状況をセンサーやカメラなどで検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信するサービスを提供しています。
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