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Information 2022.08.04

埼玉県深谷市でマイナンバーカード出張申請受付サポート会場の混雑抑制を支援!リアルタイムの混み具合をスマホなどから確認可能に

AIとIoTを活用してあらゆる空き/混雑情報を起点としたDXサービスを提供するスタートアップ、株式会社バカン(東京都千代田区、代表取締役:河野剛進)は、リアルタイム混雑情報配信プラットフォーム「VACAN(バカン)」を用いて、埼玉県深谷市のマイナンバーカード出張申請受付サポート会場のリアルタイム混雑状況を配信します。混雑を避ける行動を来場者がとりやすくなることで、会場の利便性や安全性の向上が期待できます。

■マイナンバーカード出張申請受付サポート会場のリアルタイム混雑情報を配信

本取り組みでは、深谷市にリアルタイムの混雑情報配信をおこなうサービスを提供します。配信はバカンが提供するリアルタイム空き情報配信プラットフォーム「VACAN」を利用して行われます。住民の方はPCやスマートフォン等で専用ページにアクセスすることで、マイナンバーカード出張申請受付サポート会場のリアルタイムの混み具合を確認できます。​

混み具合の情報は、会場の職員がインターネット上の管理画面を操作することで更新します。表示は「空いています」「やや混雑」「混雑」の3段階です。なおVACANは、これまで200超の自治体の投票所や避難所で導入されています。

【導入会場】
キララ上柴、藤沢公民館、幡羅公民館、明戸公民館、豊里公民館、南公民館、岡部総合支所、川本総合支所、花園総合支所

画像)混雑情報表示ページ画像)混雑情報表示ページ

■導入によるメリット

(自治体)
・コストを抑えつつ、素早い導入・運用が可能
混雑可視化はカメラなどによる画像解析によってもおこなえますが、一時的な利用でカメラやセンサーなどを購入、設置するのは導入コストが高いといった課題がありました。一方で本サービスは、カメラやセンサーは必要なく担当者の方が手元のスマートフォンやPCなどから入力するだけで混雑の可視化が可能なため、迅速な導入・運用が可能です。

(利用者)
・混雑の自発的な回避
混雑情報はアプリのダウンロードや会員登録が不要で、スマートフォンやPCなどからURLにアクセスするだけでどなたでも見られます。利用者が事前に混雑状況を確認できるようにすることで、空いているタイミングで会場に行きやすくなります。またリアルタイムの情報を確認できるため、移動のタイミングを踏まえた行動プランを立てやすいといったメリットもあります。

画像)サービスの仕組み概要画像)サービスの仕組み概要

■サービス導入の背景

現在マイナンバーカードの普及を目的として、マイナポイント事業といったカード作成を促進する施策が行われています。現在も6月30日から9月末までマイナポイント第二弾が実施されています。一方で、マイナポイント事業は第一弾の際も窓口などへの問い合わせや来訪が増加したことにより混雑が発生し、安全性と快適性の観点から課題となっていました。

またカード申請用会場は一時的に開設される場合も多く、混雑を可視化・抑制するためのカメラやセンサーといった設備の導入は簡単ではないのが現状です。

そこで今回は、マイナポイント第二弾の締め切りが近づき来訪者の増加が見込まれる8〜9月の2ヶ月間の間、会場の混雑情報を簡単に見られるようにすることで混雑の抑制を目指します。また本サービスはセンサーやカメラを使わずに、かつ簡単な操作のみで混雑を可視化できるようになっているため、一時利用でも導入しやすくなっています。

■リアルタイム空き情報配信プラットフォーム「VACAN」について

リアルタイム空き情報配信プラットフォーム「VACAN」は、お店や施設のリアルタイムの混雑情報をスマートフォン等で見られるようにするサービスです。VACANは目的に応じて配信・表示方法を変えられる機能を持っており、今回は専用ページに混雑情報を表示します。空き情報はお店・施設に設置されたボタン型IoTデバイスを店員の方が操作、あるいはカメラで取得した施設内状況のデータからAIで自動判定するなど、店舗・施設の環境や予算などに合わせた様々な方法で発信可能です。

VACANはこれまで2000超の自治体の投票所やイベント、避難所などへ導入いただいています。また神奈川県の江ノ島や三重県の伊勢神宮では、観光地全体の混雑をリアルタイムに可視化し、抑制する取り組みも行っており、自治体や観光地のDX化をサポートしています。

■株式会社バカンについて

代表取締役:河野剛進
設立:2016年6月
HP:https://corp.vacan.com
本社所在地:東京都千代田区永田町2丁目17−3 住友不動産永田町ビル2階
バカンは経済産業省が選定する官民による支援プログラムJ-Startup 2019選定企業です。IoT、AIを活用してレストラン街やカフェ、トイレ、観光地、避難所、投票所などあらゆる場所の空き状況を検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信しています。また空き状況可視化だけでなく、混雑の抑制・管理などもおこなっており、空き/混雑情報を起点としたDXサービスを幅広く提供しています。