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VACANPhysical AI

熟練の手の動きと判断を、映像とAIで可視化する。

人の手の動きを、ロボットの腕がなぞる映像と、AIが取った手の21点

私たちの考え

説明はできないけど、手はぜんぶ知っている。

背景:いま始める理由。

公開されている調査と論文の数字です。

2040年に足りなくなる働き手リクルートワークス研究所「未来予測2040」2023年3月公表 / 対策をとらなかった場合の試算出典

約0123456789,012345678901234567890123456789万人

後継者が決まっていない企業の割合帝国データバンク「全国『後継者不在率』動向調査(2025年)」約27万社を調べた結果出典

01234567890123456789.0123456789%

世界最大級の一人称映像データでも、総量はEgo4D(2022年)9か国・931人が日常の作業を頭のカメラで撮影出典

0123456789,012345678901234567890123456789時間

目指すこと

問題提起:技は、見て覚えるしかない。

業種が違っても、現場がぶつかる壁は同じ。

01

魚をおろす板前の包丁さばきを、見習いが肩越しに見て覚えようとしている
板前

熟練者の動きが、どこにも残っていない

手順書にも映像にもなく、本人の体の中にあるだけ。辞めれば、技も一緒に現場を去る。

ORIGIN では01 記録する

02

形の崩れた器が並ぶ横で弟子がろくろを回し、師匠は腕を組んで見ている
陶芸

作業の違いを、言葉で説明できない

何が難しく、どこが要点か。経験のまま整理されず、新人は「やらせて、慣れさせる」で覚えていく。

ORIGIN では02 整える

03

手機で織り続ける熟練の織り手の後ろで、糸を持った弟子が 3 人並んで待っている
機織り

教えられる人が、足りない

教えられるのは熟練者だけ。教えている時間は、そのまま現場の手が減る時間になる。

ORIGIN では03 伝える

04

止まったままのピッキングロボットの前で管理者が考え込み、奥では人が棚から商品を集め続けている
ピッキング

ロボットに、何を任せられるか分からない

ロボットを入れたくても、どの作業なら任せられるのか、決める材料がない。

ORIGIN では04 任せる

解決策:記録して、整えて、次へつなぐ。

4つの壁を、ORIGINで順に越えていく。一つの現場から、二つの価値が生まれる。

記録 ── 食品加工 ── 包丁で身を引く

最初の一歩自社の現場の見える化と、技能の継承。

01 / 04 ── 熟練者の動きが、どこにも残っていない

記録する

ORIGIN で変わること

作業する人の目線と手元を、同意のうえで映像に残す。

  • 一人称カメラ頭や耳に付け、手元を作業者の目線で撮る
  • 定点カメラ・センサー工程の流れと機器の状態を、同じ時間軸で記録する
  • 撮らない工程の指定製法やレシピが映る工程は、撮影から外せる
精密部品を組み立てる熟練者の手元を、額に付けたカメラと、作業台に据えた定点カメラで同時に撮っている様子
精密部品の組立 ── 額のカメラと、作業台の定点カメラ

02 / 04 ── 作業の違いを、言葉で説明できない

整える

ORIGIN で変わること

工程・動作・道具・成否を、AIがラベルにして並べる。

  • 自動ラベリング工程と手・道具・型番をAIが見つけ、人が確かめて仕上げる
  • 工程の切り分け一続きの映像を、部材の確認・組付け・検品のような工程に分ける
  • 作業の分析手戻り・待ち・動線のむだが、どこで起きているかを示す
ORIGIN prototype

指先の速さで、動作を区切る

一続きの手の動きを、指先の速さから動作のまとまりに分ける。言葉にしにくい手順が、目で追える形になる。

熟練者の映像から AI が取った指先の速さと、区切った動作

解析の実例

37 本・5 時間 2 分の作業映像を、AI が 7 段階・45 手順に分けた。どの段階がいつ何度出てきたかを、1 枚で確かめられる。

  1. 事前準備19 分

  2. センサーのセットアップ11 分

  3. ゲートウェイのセットアップ24 分

  4. システム登録26 分

  5. 動作確認・セット組み2 時間 12 分

  6. 出荷梱包44 分

  7. どの段階にも挟まる作業46 分

ORIGIN prototype ── 縦が作業の段階、横が映像の時間

この図から読めること

03 / 04 ── 教えられる人が、足りない

伝える

ORIGIN で変わること

熟練者の手元から、教材をつくる。新人は好きな時間に要点だけを見返せて、教える人の手が空く。

  • 熟練者と新人の比較同じ作業を並べて再生し、差とコツを時間の上で示す
  • 技能ライブラリと理解度テスト熟練者の動きを教材にし、要点を作業の前に確かめる
  • 現場アシスト作業中のミスに気づき、その場で手順を示す
ORIGIN prototype

その先ロボットとの協働と、AIの学習に。

04 / 04 ── ロボットに、何を任せられるか分からない

任せる

ORIGIN で変わること

学習に使える形でデータを整え、任せる作業を見極める。

  • 任せやすさの見極め作業の繰り返しやすさ・通路・人との交差から測る
  • 学習データの整備映像・動き・ラベルを、ロボット学習の標準の形式にそろえる
  • 承認したデータだけを提供匿名化と承認を経たデータを、希望に応じてAI企業の学習に
ロボットの腕の真上と手首のカメラ
工場の組立ラインで部品を扱う産業用ロボットアーム
任せる先 ── 組立ラインのロボットアーム

対象の現場:人の眼と手が、品質を支える現場へ。

現場が違えば、残したい技も違う。

01 / 05

データの扱い:現場のデータを守る、3つの約束

  • 外部提供は、初期設定でオフ

    映像を社外に出すのは、作業者の同意と施設の承認があるときだけ。学習への利用も同じです。

  • 撮らない工程を選べる

    製法やレシピが映る工程は、撮影から外せます。顔・音声・名札は匿名化します。

  • 止める・消すは、いつでも

    データの主権は現場にあります。記録の停止と削除は、いつでも行えます。

導入の流れ:まずは、1つの工程から。

最初の一歩は、熟練者の技を新人に伝えるところから。

  1. 01対象の工程を選ぶ撮る工程を1つ(多くても2つ)に絞り、撮影の範囲と同意の取り方を決めます。
  2. 02記録して、見える化する機材を置いて撮影し、工程ごとにラベルを付けて並べます。
  3. 03改善の効果を確かめる熟練者と新人の比較などで、変わったことを数字で確かめます。

小さな困りごとほど、聞かせてほしいと思う。

「新人が育つまでに時間がかかる」「あの人がいないと回らない工程がある」。そんな気がかりを、そのままお聞かせください。「こんなことはできる?」という質問だけでもかまいません。何ができるかを考えるところから、一緒に始めます。

私たちは、仕組みを届けて終わりにはしません。その現場がもっといい現場になるまで、持てる力のすべてで、となりで考え続けます。