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Information 2022.06.02

日田市の観光DXを推進。混雑情報プラットフォーム「VACAN」を用いて、「日田川開き観光祭」で駐車場の混み具合をリアルタイムに可視化

AI×IoTを活用してあらゆる空き情報を配信するスタートアップ、株式会社バカン(東京都千代田区、代表取締役:河野剛進)は、観光DXの一環として大分県日田市で開催される「第75回日田川開き観光祭」において、駐車場の混雑可視化に取り組みました。周辺駐車場14箇所の混雑情報を配信し、同市の安心・安全と快適性を両立したイベントの実現を目的とした取り組みになります。

■「第75回日田川開き観光祭」で駐車場の混雑状況をリアルタイムに可視化
本取り組みでは、「第75回日田川開き観光祭」において駐車場の空き状況を可視化し配信しました。空き状況は、インターネット上の専用WebページからスマートフォンやPCを通して誰でも手軽に見られるような環境を実現しています。観光客が事前に空き状況を確認しやすい環境を整備することで、混雑抑制を目指すと同時に、地域住民や観光客が快適に過ごせるお祭りをサポートしました。

■本取り組みの背景
「第75回日田川開き観光祭」は筑後川水系の鮎漁解禁と鵜飼いシーズンの幕開けに合わせて開催され、イベントを通して10,000発の花火が打ち上げられるなど人気イベントとなっています。それに伴い近隣地域などから多くの方が来場されることもあり、会場周辺の駐車場では混雑がこれまで生じていました。

そこで今回駐車場の混雑状況を可視化することで、利用者の局所集中を防ぎ分散利用しやすい環境の構築をサポートします。また同取り組みを推進し混雑を抑制することで、観光客の満足度の低下や地域住民への影響といったオーバーツーリズムの課題の解決も目指します。

■混雑情報可視化の仕組み
混雑情報の可視化にはバカンが提供しているリアルタイム空き情報配信プラットフォーム「VACAN」を活用します。VACANには混雑情報をマップ上に表示する「VACAN Maps」(https://vacan.com)という機能があり、今回は専用ページとVACAN Mapsから来場者は混雑情報を確認できます。

空きや混雑を検知するには様々な方法がありますが、本取り組みではスマホなどを使用しているため事前の導入工事などは必要なく簡単に混雑の可視化が可能となっています。