2021.09.01
お手洗いの長時間利用を抑止するIoTサービス「VACAN AirKnock Ads」で、キリンホールディングスの動画を配信開始!
株式会社バカン(本社:東京都千代田区、代表取締役:河野剛進、以下「バカン」)は、キリンホールディングス株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:磯崎功典、以下「キリンホールディングス」)が提供する動画を、お手洗い内へ9月1日(水)から配信します。配信はお手洗いの長時間利用の抑止IoTサービス「VACAN AirKnock Ads」(バカン エアーノック アッズ、以下 AirKnock Ads)が導入された商業施設やオフィスなどで行われます。
今回の取り組みは、バカンが提供するお手洗いの長時間利用の抑止サービス「AirKnock Ads」を通して、キリンホールディングスが提供する動画を商業施設やオフィスなどのお手洗いへ配信するものです。
お手洗い内に設置された小型ディスプレイを通して、約30秒間の動画が9月1日(水)から配信されます。今回の配信は、利用者への認知度向上や新商品の理解度向上などを目的としたものです。
「VACAN AirKnock Ads」は、VACAN AirKnockのオプション機能です。VACAN AirKnockは取得したお手洗いの混雑情報と利用時間を個室内壁面に設置したタブレットに表示することで、自主的な退室を促し、長時間利用を抑制するサービスです。混雑具合に応じて広告の長さを自動で調整したり、滞在時間に応じて画面の表示を滞在抑制につながる表示に変更するといった、バカンがこれまでに蓄積してきた技術やノウハウから生み出した特許技術(出願中含む)が多数用いることで、お手洗いの混雑抑制とメディア化を実現しています。
※本サービスに利用しているタブレットにはカメラの搭載はしておりません。
(具体的なメリット)
・利用時間の削減
同サービスが導入されたオフィスでは、1個室あたり1日45分、月間359時間※のお手洗い利用時間の削減効果が確認されています。
※利用削減時間は参考値であり、場所や環境によって変わります
・理解度70%を超える配信面の創出
個室の壁面に設置された小型のタブレットを通して、混雑を発生させないように制御しつつ、利用者にお手洗いの利用時間だけでなく店舗からのお知らせやプロモーション動画などを配信します。
お手洗いは他のコンテンツが少ないため、利用者の視認性が高く集中してコンテンツを見やすいといった特徴があります。実証実験では、配信した広告の理解度が70%を超えるといった結果が出ています。
・お手洗いデータの活用
これまで取得できていなかったお手洗いの使用時間や頻度などのデータを蓄積することで、清掃や備品管理などの効率的なオペレーション構築が期待できます。
・個室内のリスク低減
滞長時間利用の個室をリアルタイムに検知し通知することで、急病人などの発生を早期に把握できる可能性が高まります。
会社名:キリンホールディングス株式会社
代表取締役社長:磯崎 功典
所在地:〒164-0001 東京都中野区中野4-10-2 中野セントラルパークサウス
設立:1907年2月23日
URL:https://www.kirinholdings.com/jp/
会社名:株式会社バカン
代表者:河野剛進
所在地:東京都千代田区永田町2−17−3 住友不動産永田町ビル2階
設立:2016年6月
URL:https://corp.vacan.com/
バカンは経済産業省が選定する官民による支援プログラムJ-Startup 2019選定企業です。IoT、AIを活用してあらゆる空席情報を収集し提供。レストラン街やカフェ、お手洗い、観光地、避難所、投票所などあらゆる場所の空き状況をセンサーやカメラなどで検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信するサービスを提供しています。