いつものときも、
もしものときも。 OUR CONCEPT

OUR THOUGHTS サステナビリティと
私たちの想い

現代の私たちは、

混雑したレストランや駅のトイレ、観光地の駐車場など、

当たり前になってしまっている不便な経験により、
知らぬ間に時間と心のゆとりを奪われています。


バカンは混雑データを活用し、

日常にあるストレスを解消することで、

本来のゆとりを取り戻すことを目指しています。


災害時には避難所の混雑による不安を軽減することで、

スムーズな避難や必要な情報の可視化を

支援するサービスを提供し、

誰もが安心して過ごせる社会を実現します。

KEY SOCIAL ISSUES 取り組むべき社会課題

TOWARD A BETTER SOCIETY 目指す社会への歩み

COMMITMENT TO SOCIETY 社会へのコミットメント

日常
混雑可視化などの支援の回数

2025

0

2030

0

テクノロジーの力で優しい社会を実現しようと日々取り組むバカンは、`1年間で日本全国の民間企業・自治体を混雑可視化サービス導入などの形で5,130回支援させていただきました。施設を運営するお客様への支援の輪が広がることで、社会はもっと良くなると信じています。私たちは、この支援の輪をさらに広げていくことに、全力で取り組みます。

災害時
効率的な避難者管理が
可能な割合

2025

人口カバー率0%

2030

0%

避難所をより安心できる環境にするため、避難者マネジメントシステムを導入している割合が、人口カバー率約30%を超えている状態を目指します。災害の多い日本にとってフェーズフリーに対応した避難所マネジメントシステムを広げることは重要で、少しでも混乱や不安を減らし、日常から安心を支える本当に必要なサービスを提供していきます。

THE IMPACT OF WAITING ON LIVES 待ち時間が
生活にもたらす影響

誰もが経験したことのある待ち時間について様々な研究結果が出ています。
米国での研究 “Consumers’ Reactions to Waiting (1989)”*によると、待ち時間は、

  • サービスを受けられるまでの待ち時間
  • サービスを受けている最中の待ち時間
  • サービスを終了してから退去するまでの待ち時間

の3つのフェーズに分解して、特にサービスを受けられるまでの待ち時間が最も不快な印象を与えるそうです。 一方、待ち時間を有意義に過ごせると、待ち時間の後に受けたサービス自体の満足度も高くなることがわかってきています。 つまり、待ち時間は、 日々のストレスを減らし、満足度を高める鍵を握っているのです。

*…Dubé-Rioux, Laurette, Bernd H. Schmitt, and France Leclerc (1989),“Consumers’ Reactions to Waiting: When Delays Affect the Perception of Service Quality,”

ACHIEVEMENTS これまでに
達成してきたこと

避難所受付の効率化

受付時間676

従来、避難所での受付作業には1人あたり1分以上かかっていましたが、DX化により所要時間を6秒にまで大幅に短縮しました。これにより、特に混乱している避難所開設時の混雑の解消や待機列の抑制が可能となり、迅速な受け入れを実現できます。非常時における対応力の向上と、避難者の安心の確保にもつながっています。 *VACANサービス導入施設の実測データより

宿泊施設の受付対応時間の削減

1日あたり8時間削減

受付業務では、宿泊客のチェックイン対応・日帰り温泉利用など多様な問い合わせに対して施設の顔として丁寧に対応する必要があり、現場の工数が大きくなっていました。当社の混雑状況の可視化や受付の行列管理を導入することで、お客様の分散誘導が可能となり、結果として、受付対応の効率化と、スタッフの負担軽減につながっています。 *VACANサービス導入施設の実測データより

混雑の平準化

クレーム数
70%減少
待ち組数
80%減少

全国100施設以上の宿泊施設の大浴場とレストランの混雑状況を可視化しており、それにより利用の分散化促進や、混雑によるクレーム数の70%減少、レストランにおける待ち組数の80%減少などの効果が確認されています。また宿泊施設だけでなく、全国200以上の自治体の避難所に導入されており、有事の際に「混んでいて入れない」状況が発生するのを防いでいます。 *VACANサービス導入施設の実測データより

トイレの平均滞在時間の短縮

1回利用あたり57減少

多くの方がトイレを利用するため混雑が起こりやすい、ショッピングセンターやオフィスにおいて滞在時間の短縮効果が確認されています。 サービスの導入により、ショッピングセンターでは、個室1回利用あたり約57秒(男性約95秒、女性約19秒)、オフィスでは41秒削減しています。 *VACANサービス導入施設の実測データより

トイレの安心・安全性向上

長時間アラートによる
急病人の発見

トイレ個室の長時間利用を報告するアラートにより、急にトイレ内で倒れた方がいたとしても、早期発見に繋がり、施設管理者・利用者にとってより安心できる運営を実現しています。 *VACANサービスの提供実績より

DETERMINATION FOR THE FUTURE 未来への意思

自分で選択できることが増え、モノ中心だった価値が、体験中心へと変わっていき、
「時間の使い方」と「感じる価値の形」は変化してきました。

隙間時間と呼ばれていた時間ですら、やりたい事ができるようになってきた今だからこそ、
私たちは人が自由に使える時間と選択肢を広げたい。

日常の自由を制限する”混雑”をなくし、
それぞれがもっている時間の価値を上げていく。

そんな未来を、混雑データを活用したサービスを通して実現することで、
私たちは今よりもっと持続可能な優しい世界を作り続けていく。