2021.09.30
AI×IoTで観光地の混雑を可視化!おかやま観光コンベンション協会等と共同で、市内の施設や店舗等の混雑を分散させる取り組みを開始
AIとIoTを活用してあらゆる空き情報を配信するスタートアップ、株式会社バカン(東京都千代田区、代表取締役:河野剛進)は公益社団法人おかやま観光コンベンション協会等と共同で、マップ型リアルタイム混雑情報配信サービス「VACAN Maps(バカン マップス)」を用いて、市内の施設やお店等の混雑状況を可視化する取り組みを開始しました。これにより観光客の方は混雑を避けた行動をしやすくなり、安心して店舗等を利用いただきやすくなります。本取り組みに参加される施設や店舗等にとっても、感染症対策の取り組みのアピ-ルとなります。
内閣府が提案する新型コロナウィルス後を見据えた「新しい生活様式」の推進により、今後安心・安全への関心の高まりやデジタルプロモーションの重要性の高まりが想定されます。それに伴い観光地や繁華街では、With/Afterコロナ時代の利用者が安心して利用できる環境の整備やプロモーション手法への対応が求められています。
高い利便性と、安心・安全性を兼ね備えた新しい様式の実現に向け、お店や施設のリアルタイム空き状況をIoTデバイスで検知し、地図上で空き情報を確認できる「VACAN Maps(バカン マップス)」を通して配信します。利用者はPCやスマートフォン等でVACAN Mapsにアクセスすることで、アプリなどのダウンロード不要で各施設の位置や混み具合を確認することができます。ユーザー情報の登録なども必要ありません。またこれまで難しかった「直前(10分後)」の座席予約※もできるようなります。
※直前の予約機能を使う場合は、ユーザー登録が必要となります。
リアルタイムの混雑情報を手軽に確認できるようにすることで、来店時の安全性を高めると共に、直前の座席予約機能などを提供することで利便性の向上も図ります。今回の取り組みでは、約100店舗・施設の導入を想定しています。
コロナ禍において、以前の賑わいを取り戻したいと考える観光地や繁華街が増えている一方、「密」を避けた観光・利用をしたいという声も増えてきています。今回の取り組みにより、施設や店舗等はリアルタイム混雑情報を配信できるようになることで、利用者は安心して訪れやすくなります。
本取り組みを推進することでお店・施設と利用者の双方の課題を解決し、After コロナを見据えた観光地・繁華街の新しいモデルケースの確立を目指します。
マップ型空き情報配信サービス「VACAN Maps」(https://vacan.com)はスマホやPCから、アプリなどのダウンロード不要でどなたでもご利用いただけます。マップ上にはジャンル問わずあらゆる場所の混雑情報が表示され、全国で10,000箇所以上が掲載されています。また災害時には170を超える自治体の避難所の混雑情報も確認できるなど、日常・非日常を問わずAfterコロナを見据えた、自治体や店舗のDXをサポートしています。
空き情報は、お店・施設に設置されたボタン型IoTデバイスを店員の方が操作する、カメラで取得した施設内状況のデータからAIで自動判定する、スマートフォンなどから直接入力するなど、店舗・施設の環境や予算などに合わせた様々な方法で検知しています。
今回はボタン型のIoT機器(名称:IoTボタン)を操作して、スマホのマップ上に表示される混雑状況を更新します。混雑状況表示は、「空きあり」「やや混雑」「満」の3段階で表示されます。IoTボタンは、3つのボタン(「空」「やや混雑」「満」)がついた縦約10cm×幅約6cmほどの機器で、単独で通信ができ、電源コードを刺すだけで使用できます。すでにこれらの技術を活用して江の島(神奈川県)や伊勢市・伊勢神宮(三重県)の混雑を可視化する取り組みが行われるなど、観光地や繁華街への導入が進んでいます。
会長:石井清裕
HP:https://okayama-kanko.net/
所在地:〒700-0985 岡山県岡山市北区厚生町3-1-15 岡山商工会議所 6階
代表取締役:河野剛進
設立:2016年6月
HP:https://corp.vacan.com
本社所在地:東京都千代田区永田町2丁目17−3 住友不動産永田町ビル2階
バカンは経済産業省が選定する官民による支援プログラムJ-Startup 2019選定企業です。IoT、AIを活用してあらゆる空席情報を収集し提供。レストラン街やカフェ、トイレ、会議室、社員食堂などの空き状況をセンサーやカメラで自動検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信するサービスを提供しています。