2020.07.27
AI×IoTを活用した空き情報配信サービスの株式会社バカン、中国の政府系アクセラレーションプログラム「原力加速营」で日系企業初の採択
AI×IoTを活用してあらゆる空き情報を配信するスタートアップ、株式会社バカン(東京都千代田区、代表取締役:河野剛進)は、中国・上海の政府系企業「漕河泾科技创业中心」傘下の「InnoClub」が主催し、中国全土のスタートアップの中から今後の成長が期待される企業を支援するアクセラレーションプログラム「原力加速营」で、日系企業として初めて採択されましたのでお知らせいたします。
「原力加速营」は優れたスタートアップ企業を正当に評価することでさらなる成長を支援することを目的に開催されているアクセラレーションプログラムで、今回が第3期です。同プログラムは、漕河泾開発区でテック企業とのオープンイノベーションを行っている上海の政府系企業「漕河泾科技创业中心」の、スタートアップのビジネスインキュベーションを行う部門「InnoClub」により主催されています。今期は200社以上の応募があり、25社が採択されました。バカンの採択は日系企業初です。
バカンは、中国の現地法人「空探科技(上海)有限公司」として同プログラムに参加し、お店や施設のリアルタイム空き状況をカメラなどで検知する「VACAN(バカン)」と、トイレの空き状況をセンサーで検知する「VACAN Throne(バカン スローン)」の2つの空き情報配信サービスについてプレゼンしました。これらサービスは、既に日本国内でご利用いただいており、今後中国でもサービス拡大を見込んでいます。
採択された企業は、プログラム期間中に「セールス」から「法律」まで事業運営に必要な幅広いテーマの講座(計10回)を受けられます。また、漕河泾科技创业中心のリソースを、今後のサービス拡大に活用することが可能になります。
代表取締役:河野剛進
設立:2016年6月
本社:東京都千代田区永田町2丁目17−3 住友不動産永田町ビル2階
バカンは経済産業省が選定する官民による支援プログラムJ-Startup 2019選定企業です。IoT、AIを活用してあらゆる空き情報を収集し提供。レストラン街やカフェ、トイレ、会議室、社員食堂など様々な場所の空き状況をセンサーやカメラなどで検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信するサービスを提供しています。
2016年の創立以降、東京本社を中心に日本国内でサービスを拡大してきました。2019年4月にはバカン初の海外現地法人となる空探科技(上海)有限公司を設立。海外市場への進出とともに、国内市場におけるさらなる需要の高まりに早急に応えるため、同10月に関西営業所、同11月に北日本営業所、2020年1月に九州・沖縄営業所を立ち上げております。