2022.01.11

駐車場の混雑をリアルタイムに可視化!福岡市と共同でと二見ヶ浦周辺の満空情報を配信開始。

AIとIoTを活用してあらゆる空き情報を配信するスタートアップ、株式会社バカン(東京都千代田区、代表取締役:河野剛進)は、リアルタイム混雑情報配信サービス「VACAN(バカン)」を用いて福岡のWest Coast「二見ヶ浦」の駐車場における混雑状況をリアルタイムに可視化する取り組みを開始しました。混雑状況は、アプリなどのダウンロードなしに誰でもインターネット上から確認ができます。

■福岡のWest Coast「二見ヶ浦」の駐車場における混雑状況をリアルタイムに可視化
リアルタイム混雑情報配信プラットフォーム「VACAN」の導入により、福岡のWest Coast「二見ヶ浦」エリアにある駐車場の混雑状況をオンライン上から確認できるようになります。VACANには、マップ上で近くの施設等の空き・混雑状況を一覧できる「VACAN Maps」(https://vacan.com)という機能があり、利用者はこのVACAN MapsにPCやスマートフォン等でアクセスすることで、各施設の位置や混み具合を確認することができます。

(画像)サービスイメージ(画像)サービスイメージ 

混み具合の情報は、駐車場の担当者がスマートフォンなどから管理画面を操作することで更新します。表示は「空いています」「やや混雑」「混雑」「満」の4段階です。

混雑可視化はカメラなどによる解析によっても行えますが、一時的な利用である中でカメラなどのハードウェアなどを購入、設置するのは導入コストが高いといった課題がありました。一方で本サービスは、担当者の方が手元のスマートフォンなどから入力するだけで可視化が可能なため、導入にかかるコストが低く、すぐに利用が可能といった特徴があります。

駐車場の混雑情報を事前に確認できるようになることで、混んでいる場合は訪れる時間をずらしたり、空いているエリアに向かうようになることで混雑の平準化を目指します。

図)サービスの仕組み概要図)サービスの仕組み概要

■サービス導入の背景
福岡県の西部に位置する二見ヶ浦エリアは豊富な観光資源や九州大学がある一方で、交通手段が限定されており、移動の快適さや自由度・柔軟性の観点でレンタsカーやマイカーの利用が非常に多くなっています。

そのため週末や大型連休などのタイミングでは駐車場が混雑し、旅行者や市民の方にとってストレスのかかりやすい状況でした。そういった背景を踏まえ、リアルタイム空き情報配信サービス「VACAN」を活用し、糸島エリアの駐車場の混雑状況をリアルタイムに可視化することで、混雑の緩和を目指します。

■マップ型空き情報配信サービス「VACAN Maps」
マップ型空き情報配信サービス「VACAN Maps」(https://vacan.com)はスマホやPCから、アプリなどのダウンロード不要でどなたでもご利用いただけます。

マップ上にはジャンル問わずあらゆる場所の混雑情報が表示され、全国で13,000箇所以上が掲載されています。また災害時には避難所の混雑情報も確認でき、およそ200の自治体にご導入いただいています。空き情報は、お店・施設に設置されたボタン型IoTデバイスを店員の方が操作、あるいはカメラで取得した施設内状況のデータからAIで自動判定するなど、店舗・施設の環境や予算などに合わせた様々な方法で発信しています。

実際に、江ノ島や三重県伊勢市伊勢神宮エリアの通りの混雑をリアルタイムに可視化する取り組みを行っており、新常態(ニューノーマル)を見据えた商店街や観光地のDX化をサポートしています。
(参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000109.000018933.html

■株式会社バカンについて
代表取締役:河野剛進
設立:2016年6月
HP:https://corp.vacan.com
本社所在地:東京都千代田区永田町2丁目17−3 住友不動産永田町ビル2階
バカンは経済産業省が選定する官民による支援プログラムJ-Startup 2019選定企業です。IoT、AIを活用してあらゆる空席情報を収集し提供。レストラン街やカフェ、トイレ、観光地、避難所、投票所などあらゆる場所の空き状況をセンサーやカメラなどで検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信するサービスを提供しています。