2022.01.27

銀行DXを推進!佐賀銀行の店舗に、安全性と快適性をサポートするリアルタイム混雑情報配信プラットフォーム「VACAN」を提供開始

株式会社バカン(本社:東京都千代田区、代表取締役:河野剛進、以下「バカン」)は、株式会社佐賀銀行(本社:佐賀県佐賀市、頭取 坂井 秀明、以下「佐賀銀行」)の5支店に、リアルタイム混雑情報配信プラットフォーム「VACAN」の提供を開始しました。店内に設置したAIカメラで混雑情報を検知し、店舗の混雑度合いをスマートフォンやパソコンを通して2月1日から利用者へ配信します。

店舗の利便性と安全性を向上

今回の導入では、佐賀銀行の5支店(※1)に、リアルタイム空き状況配信を行うインターネットサービスを提供します。混雑情報の配信は、バカンが提供するリアルタイム混雑情報配信プラットフォーム「VACAN(バカン)」を利用して行われます。

混雑情報はロビー天井に設置したAIカメラ(※2)で検知し、リアルタイムの混み具合を取得・配信します。混み具合はAIによって自動的に判定され、利用者の方は専用ページにアクセスすることで、店内のリアルタイム混雑状況をPCやスマートフォンからダウンロードなど無しに簡単に確認できるようになります。

店内の混雑状況をリアルタイムに可視化することで、「行ってみたら混んでいた」という体験の抑制や、コロナ禍で重要となっている密回避の効果が期待でき、安全性と快適性を両立したWithコロナ時代の新しい店舗環境の実現をサポートします。

※1、順次、導入店舗の拡大を検討中です
※2、撮影した映像は人数把握のために利用し、個人の特定や外部に公開されることはございません。

【導入店舗】
・本店営業部(佐賀市唐人町2丁目7-20)
・水ヶ江支店 (佐賀市本庄町袋401-18)
・与賀町支店(佐賀市西田代2丁目5-36)
・鍋島支店  (佐賀市八戸溝3丁目2-21)
・神野町支店(佐賀市神野東2丁目5-12)         

                      図:画面イメージ

■導入の背景

これまで佐賀銀行では、来店者の利便性向上に向けて店舗窓口での番号カードの発券などの施策をおこなってきました。しかし番号カードの発行数を見るだけでは、実際のお客さまのご来店状況を正確に把握することは困難なため、事前のお客様への混雑状況の配信は難しい状態でした。

それに加え新型コロナウイルスの感染拡大により、感染防止の観点から密を防ぐ対策の重要性が高まっています。これは銀行店舗も例外ではなく、密を防ぎつつ安心して利用ができる環境の整備が求められています。

今回の取り組みにより、混雑状況を利用者が手元でいつでも確認できるようになることで、利用者のストレス低減や利便性の向上をサポートします。また混み具合を事前に知れることで、密の自主的な回避を促す効果も期待できます。

■リアルタイム混雑情報配信プラットフォーム「VACAN」について

VACANは、お店や施設のリアルタイムの空き状況をスマートフォン等で見られるよう配信するサービスです。空きや混雑を検知するには様々な方法がありますが、今回はAIカメラを用いて混雑状況を更新します。混雑状況表示は「空きあり」「やや混雑」「混雑」の3段階で表示されます。

混雑状況の検知は自動で行われるため新たな運用のためのオペレーションが発生せず、業務の効率化および密回避による利便性や安全性の向上を同時に実現するDXソリューションとなっております。同様の仕組みを活用し飲食店や大型商業施設、観光地など多くの場所に導入が進んでいます。

                  (画像)空き状況可視化の仕組みイメージ

■株式会社佐賀銀行について

会社名:株式会社佐賀銀行
取締役頭取(代表取締役):坂井秀明
所在地:佐賀県佐賀市唐人二丁目7番20号
設立:1955年7月
URL:https://www.sagabank.co.jp/

■株式会社バカンについて

会社名:株式会社バカン
代表者:河野剛進
所在地:東京都千代田区永田町2−17−3 住友不動産永田町ビル2階
設立:2016年6月
URL:https://corp.vacan.com/
バカンは経済産業省が選定する官民による支援プログラムJ-Startup 2019選定企業です。IoT、AIを活用してあらゆる空席情報を収集し提供。レストラン街やカフェ、お手洗い、観光地、避難所、投票所などあらゆる場所の空き状況をセンサーやカメラなどで検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信するサービスを提供しています。また可視化だけでなく混雑の抑制・管理なども行っており、混雑情報を起点としたDXサービスを提供しています。