2020.10.01
石川県加賀市の公共施設に、株式会社バカン提供の混雑検知システムを導入します ― 新型コロナウィルス対策「加賀市八重の盾」の一環 ―
石川県加賀市(市長:宮元陸)と、AIとIoTを活用してあらゆる空き情報を配信するスタートアップ株式会社バカン(東京都千代田区、代表取締役:河野剛進)は、同市内の公共施設5か所に、施設内の混雑状況をAIにより解析してインターネット上に自動配信するシステムを導入し、令和2年9月30日より運用を開始いたしました。
山代温泉総湯、山中温泉総湯、片山津温泉総湯、かがにこにこパーク、加賀市医療センター内科外来待合所
施設への人の入退出を計測することにより混雑状況を判定いたします。
(1) 市内公共施設の入り口などに専用カメラを設置する
(2) カメラで取得した画像をAIで解析し、人の入退出数をカウントする
※この解析はカメラ内で行われ、外部へはカウント結果のみを送信します
(3) カウントした結果をもとに、施設内の混雑状況を自動判定する
(4) 判定結果をインターネット上の専用ホームページ地図上に自動で表示する
(5) 利用者は、スマートフォンやパソコン等を用いて、専用ホームページからリアルタイムな混雑状況を確認することができる(専用ホームページへは加賀市ホームページや各施設に掲示のQRコードからアクセス可)
※株式会社バカンが提供するリアルタイム空き情報配信プラットフォーム「VACAN」を利用しています
加賀市では、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために8つの対策を決定し、1つ1つの対策を盾にして、市民や加賀市を訪れる皆様をしっかりとお守りしたいという思いを込めて、「加賀市の八重の盾」と命名しています。今回の取り組みは、八重の盾の1つである「先端テクノロジーを活用した感染予防対策」として行われ、公共施設の混雑状況を可視化することで、利用者の3密回避を促す狙いがあります。
【本件に関する報道関係者の方のお問い合わせ先】
<株式会社バカン>
広報担当(担当:伊賀)
<石川県加賀市>
政策戦略部イノベーション推進課(担当:中村)