2021.10.25

ニュウマン新宿で飲食店の混雑状況をリアルタイムに可視化!空き情報配信サービス「VACAN」を提供開始

 AIとIoTを活用してあらゆる空き情報を配信するスタートアップ、株式会社バカン(東京都千代田区、代表取締役:河野剛進)は2021年10月25日より、AIとIoTを活用し株式会社ルミネが運営するニュウマン新宿の18店舗のリアルタイム混雑情報を、施設内のデジタルサイネージ(電子看板)やスマートフォンに配信するサービスを開始します。配信はバカンが提供するリアルタイム空き情報配信プラットフォーム「VACAN」を通じて行われ、インターネット上から誰でも確認ができるようになります。これにより利用者は店舗まで行かずとも、混雑状況を確認できるようになります。また、常に店舗情報や混雑状況が配信されることで店舗の稼働率・認知度の向上も期待できます。

導入について

今回の導入では、ニュウマン新宿の飲食店18店舗に、リアルタイム空き情報配信を行うインターネットサービスを提供します。配信は、バカンが提供するリアルタイム空き情報配信プラットフォーム「VACAN(バカン )」を利用して行われます。今年の7月より同店舗での実証実験を行っており、幅広い層の利用者の方より混雑の可視化などの取り組みについてポジティブな反応が得られたことで正式な導入が決まりました。

お店のリアルタイムの空き/混雑状況は、同施設内に設置されたデジタルサイネージや同施設のHP上から確認できるようになります。またVACANには、マップ上で近くの施設等の空き・混雑状況を一覧できる「VACAN Maps」(https://vacan.com)という機能があり、来店される方はこのVACAN MapsにPCやスマートフォン等でアクセスすることでも、各店舗の混み具合を確認することができます。​

混み具合の情報は、設置したボタン式IoTデバイスを用いて判定・更新し、表示は「空いています」「やや混雑」「混雑」の3段階です。

画像)イメージ図(右:PC用表示画面、左:デジタルサイネージ用表示画面)

画像)イメージ図(右:PC用表示画面、左:デジタルサイネージ用表示画面)

導入の背景

ニュウマン新宿では今回の導入によって次の2つの課題解決を目指します。

①店舗への導線の分かりやすさと一覧性
ニュウマン新宿では複数階に飲食店が別れていたり、同一階でも飲食店のエリアが複数あるといった特徴があります。そのため店舗情報だけでなく店舗の位置関係を知りたいといったニーズや、現地に行かずとも手元や店内のサイネージから一括で混雑情報などを知りたいといったニーズがありました。

②店舗の密
コロナ禍においては、感染拡大防止のために密の回避などが求められます。これは飲食店でも例外ではなく、人が同時刻に1箇所に集中し「密」になる状態を防ぐことが求められます。
今回の導入は上記2つの課題解決を目的としており、来店される方は店舗まで行かなくとも、場所や混雑状況を簡単に手元のスマートフォンや施設内のサイネージなどから一覧で確認できるようになります。また混雑情報を事前に知れることで、分散利用の促進も期待されます。これにより快適なショッピング体験とコロナ対策を両立した、安心な店舗環境の実現を目指します。

画像)サービスの仕組みイメージ

株式会社バカンについて

代表取締役:河野剛進
設立:2016年6月
HP:https://corp.vacan.com
本社所在地:東京都千代田区永田町2丁目17−3 住友不動産永田町ビル2階
バカンは経済産業省が選定する官民による支援プログラムJ-Startup 2019選定企業です。IoT、AIを活用してあらゆる空席情報を収集し提供。レストラン街やカフェ、トイレ、会議室、社員食堂などの空き状況をセンサーやカメラで自動検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信するサービスを提供しています。