2023.03.28

行列発生を抑制し、利用者の快適性向上を目指す!千鳥ケ淵ボート場に順番待ち予約サービス「VACAN Q ticket」を提供開始

AIとIoTを活用して「待つ」をなくすサービスを提供するスタートアップ、株式会社バカン(東京都千代田区、代表取締役:河野剛進)は、 東京都千代田区にある千鳥ヶ淵ボート場に、行列に並ばず順番待ちができるデジタル整理券システム「VACAN Q ticket(バカン キューチケット)」(以下、Q ticket)を提供します。Q ticketを活用することで、お客様はその場で並ぶ必要がなくなります。

■Q ticketの導入について

千鳥ヶ淵ボート場では、デジタル整理券システム「Q ticket」(https://corp.vacan.com/event)の運用を開始しました。利用者は、ボート受付場所に設置されたタブレットから乗船を希望する時間帯を選択肢し、整理券を発行します。その後、整理券に書かれた時間にボートの受付にくることで、その場で並んで待たなくともボート乗り場にスムーズに入れるようになります。また整理券に掲載されたQRコードを利用者が読み込むことで、急な中止などの場合はメールなどで案内が利用者のスマートフォンに届くようになっています。

今回の導入により、来場者は現地の発券機から整理券を発行すれば、その場で待たなくとも時間がくるまで自由に過ごせるようになります。これにより、受付エリアの混雑緩和や、その場で待機する必要がなくなることによる利用者満足度の向上が期待できます。

画像)サービスイメージ図

 ■導入の背景

千鳥ヶ淵は桜の名所でもあり、例年桜の時期は大勢の方が来場されます。千鳥ヶ淵ボート場も例外ではなく、お花見目的の方などを中心に、多くの方が来場することで大変混雑しやすい状況でした。

そこで今回はQ Ticketを導入し、乗船を待つ人がその場で待たずとも、受付の時間が近くなるまで、別の場所で過せるようになりました。これにより、受付時の利便性・快適性の向上および、混雑のできにくい環境の実現が期待できます。また導入にあたり、大掛かりな工事などが必要なく、操作もシンプルなため一時利用などで活用しやすいのも導入の決め手となっています。

■Q ticketについて

Q ticketは、設置場所のタブレットを操作したり、専用ページにアクセスするなどしてデジタル整理券を発券し、その場に並ばずに順番待ちができるようにするサービスです。メールアドレスやLINE等を登録することで、順番が近づいたらスマートフォンで通知を受け取ることができ、待っている時間を自由に過ごしていただくことができます。またスピーカーを接続し、音声で呼び出すことも可能です。これにより、利用者の待つストレスや「混雑」の発生の抑制をサポートします。

※今回の導入では、通知機能は使用しておりません。

■株式会社バカンについて

代表取締役:河野剛進
設立:2016年6月
HP:https://corp.vacan.com
本社所在地:東京都千代田区永田町2丁目17−3 住友不動産永田町ビル2階
バカンは経済産業省が選定する官民による支援プログラムJ-Startup 2019選定企業です。IoT、AIを活用してレストラン街やカフェ、トイレ、観光地、避難所、投票所などあらゆる場所の空き状況を検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信しています。また空き状況可視化だけでなく、混雑の抑制・管理などもおこなっており、空き/混雑情報を起点とした「待つをなくす」DXサービスを幅広く提供しています。