2020.11.05
風水害時に避難所等17か所の混雑を可視化し、分散避難を支援。明和町に混雑状況をリアルタイムに伝える「VACAN」を提供開始
AIとIoTを活用してあらゆる空き情報を配信するスタートアップ、株式会社バカン(東京都千代田区、代表取締役:河野剛進)と群馬県明和町(町長:冨塚基輔)は2020年11日5日、風水害発生時における避難所及び避難場所(以下、避難所等)の混雑情報配信に関する協定を締結いたします。現在対象となる町内の避難所等は計17か所で、配信はバカンが提供するリアルタイム空き情報配信プラットフォーム「VACAN」を通じて行われ、インターネット上で確認ができます。
本協定では、群馬県明和町が災害発生時に避難所等を開設する際、バカンが避難所等のリアルタイム混雑情報配信を行うインターネットサービスを提供します。現在対象となる避難所等は計17か所です。配信は、バカンが提供するリアルタイム空き情報配信プラットフォーム「VACAN(バカン)」を利用して行われます。VACANには、マップ上で近くの施設等の空き・混雑状況を一覧できる「VACAN Maps」(https://vacan.com)という機能があり、避難される方はこのVACAN MapsにPCやスマートフォン等でアクセスすることで、各避難所等の位置や混み具合を確認することができます。混み具合の情報は、各避難所等の職員がインターネット上の管理画面から操作することで更新します。表示は、「空いています」「やや混雑」「混雑」「満」の4段階です。
コロナ禍においては、従来の避難所等の整備に加え感染拡大防止のために人と人との間に距離を確保する社会的距離(ソーシャルディスタンス)などが求められます。これにより、避難所等では利用者同士の距離の確保や体調不良者のゾーニングなどが重要になります。一方で、そうした状況下においては各避難所等の収容可能人数が従来と比べ少なくなる可能性があり、一部の避難所等に人が集中することを避け、分散避難が必要となります。
今回の取り組みにより、避難される方や遠方に住まわれているご家族がリアルタイムに混雑状況を確認できることで、躊躇なく安心して分散避難できる環境の整備を進めてまいります。
今回の協定について、締結式を実施いたします
日時:2020年11月5日(木) 14:00
場所:役場庁舎
町長:冨塚基輔
人口:11,122人(2020年11月1日現在)
HP:https://www.town.meiwa.gunma.jp/
役場所在地:〒370-0795 群馬県邑楽郡明和町新里250番地1
代表取締役:河野剛進
設立:2016年6月
HP:https://corp.vacan.com
本社所在地:東京都千代田区永田町2丁目17−3 住友不動産永田町ビル2階
バカンは経済産業省が選定する官民による支援プログラムJ-Startup 2019選定企業です。IoT、AIを活用してあらゆる空席情報を収集し提供。レストラン街やカフェ、トイレ、会議室、社員食堂などの空き状況をセンサーやカメラで自動検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信するサービスを提供しています。