石川県河北郡津幡町にて「避難所受付のデジタル化」実証実験を実施
2026.09.18
AI技術で混雑を可視化し、「人と空間を、テクノロジーで優しくつなぐ。」をミッションに、施設・エリアを支えるプラットフォームを活用したサービスを提供する株式会社バカン(本社:東京都中央区、代表取締役:河野剛進、以下「バカン」)は、石川県河北郡津幡町で2026年9月13日に開催された「令和8年度津幡町防災総合訓練」の「防災総合訓練避難所開設・運営訓練」において、避難所受付のデジタル化における実証実験を実施しました。

近年の自然災害増加に伴い、避難時の混雑を解消し、スムーズで安全な避難を実現するための災害対策の重要性が高まっています。バカンはこれまでも、200以上の自治体と提携し、リアルタイム混雑情報を配信可能な避難所マップや、避難所の運営を支援する避難者マネジメントシステムを開発してきました。
今回の実証実験は、防災総合訓練避難所開設・運営訓練の一環として、津幡町職員及び住民の方々にデジタルを活用した入所受付をご体験いただき、避難者マネジメントシステムの利便性を実感していただく目的で実施いたしました。当日は、デジタル機器を用いて迅速に入所できる複数の選択肢を用意し、手作業を極力削減する仕組みを体感していただきました。
・開催日時:2026年9月13日(日) 7:00~8:00
・開催場所:笠野小学校 体育館、主会場:あがた公園 その他:津幡町役場、福祉教育プラザ
・参加対象:津幡町職員及び住民のみなさん(約400名)
・想定災害:午前6時40分、津幡町から金沢市を経て白山市に至る森本・富樫断層帯を震源とする
地震が発生し、震源地に近い津幡町では震度7を観測。

当社の避難者マネジメントシステムでは、複数の入所経路により避難所への入所を受け付けることができます。本実証では、住民のみなさまには、LINEを利用した受付、Webフォーム受付、紙の避難者カードという3つの入所経路を自由に選び、避難所への入所手続きをご体験いただきました。
今回用いた避難者マネジメントシステムは、入所受付のデジタル化だけでなく、複数のサービスを統合し共通のプラットフォーム上で提供しております。避難所の所在や混雑状況の把握を可能とするWEBサービス「VACAN Maps」及び管理者向け機能「VACAN Console」では、避難所で集計された名簿の人数情報をもとに、避難所のリアルタイム混雑状況を自動的に可視化する機能も有しております。本機能により、避難所の入所者数と混雑状況がリアルタイムで管理画面とマップに反映され、職員や災害対策本部は追加作業なく状況を把握でき、住民も適切な避難先の選択が可能です。

・LINEを利用した受付:バカンのLINE公式アカウント「VACAN防災」を用いて事前に情報入力を行い、現地で二次元コードを読み込むことで、入所を受け付けします。
・Webフォーム受付:事前の登録は不要で、避難所で二次元コードから読み込んだWebフォームに必要事項を入力することで、入所を受け付けします。
・紙のカード受付:スマートフォンや公的身分証をお持ちでない方やデジタル端末の扱いに不慣れな方向けに、従来と同様に紙の避難者カードを用いた受付を行います。なお、運営側は避難者カードをOCRを利用して自動で入力する機能を活用します。
バカンは、避難所の混雑状況の配信に加えて、今回実証するマイナンバーカード等を活用した入退所管理機能及び避難者名簿の作成を起点として、物資の必要量の算出・管理や、避難者データを外部システムと連携するための機能について、開発・検証を進めています。今後は、さらに、公共施設の予約や観光・イベント情報の配信など日常でも活用できるシステムを通じて安全でスムーズな避難をサポートするため、さらに多くの自治体と協力し、今後もさまざまな機能の開発を推進していきます。
会社名:株式会社バカン
代表者:河野剛進
所在地:〒104-0033 東京都中央区 新川2−8−4ナカリンオートビル3F
設立:2016年6月
URL:https://corp.vacan.com/
バカンは、経済産業省のJ-Startup選定企業です。「人と空間を、テクノロジーで優しくつなぐ。」をミッションとして、AIで混雑の可視化に加え、まちと暮らしをアップデートするプラットフォームを構築しています。
空間の体験をスマートにアップデートする「混雑・人流マネジメント」や「施設・エリアマネジメント」サービスの提供。トイレ個室内メディア「アンベール」の運営などを行っています。