農林水産省「農山漁村インパクト創出ソリューション実装プログラム」に採択
2025.08.07
株式会社バカン(本社:東京都千代田区、代表取締役:河野剛進)は、このたび農林水産省が実施する令和7年度「『農山漁村』インパクト創出ソリューション実装プログラム」(選定事務局:株式会社Ridilover)において、採択事業者として選定されたことをお知らせいたします。
■ 採択されたソリューションについて
バカンが提案したのは、災害時にも日常時にも活用できる“フェーズフリー”な空間情報・配信サービスです。
災害時:避難所の混雑状況やライフラインの稼働情報をリアルタイムで住民に配信。自治体の迅速な情報提供と住民の安全行動をサポート。
平時:公共施設や観光地の混雑可視化、行政窓口の案内などに活用。日常的に接点をつくることで、防災意識や地域インフラの底上げにも寄与。
防災と日常の垣根を超えて“使い続けられる”設計が、持続可能な地域づくりを支えます。
■ 農山漁村インパクト創出ソリューション実装プログラムとは
本プログラムは、全国の農山漁村が抱える多様な地域課題に対し、社会的インパクトのあるソリューションを実装する取り組みです。
選定された事業者は、自治体とのマッチングや伴走支援を受けながら、各地域に最適化された形での社会実装を進めていきます。
今回の公募では、全国から提案された事業の中から11件が採択されました。
■ 今後の展望
今後は、採択されたソリューションの提供を通じて、農山漁村における防災・日常利用の双方での有効性を検証していきます。自治体や地域住民と密接に連携し、現場の声を反映させながら、より実用的で持続可能なサービスへとブラッシュアップしていく予定です。
また、他地域への横展開を視野に入れ、各地域の特性に応じたカスタマイズやシステム連携を進めることで、全国の農山漁村のレジリエンス向上に貢献してまいります。
将来的には、防災・観光・住民サービスなど多分野と連携することで、地域のインフラとして定着し、日常から災害時まで“途切れない情報”を提供する仕組みを目指してまいります。