2020.09.11
空き情報配信の株式会社バカン、東京都主催の実証実験促進事業に採択
イノベーションを生み出し社会変革を促すスタートアップの実証実験をサポートする、東京都主催の「スタートアップ実証実験促進事業 (PoC Ground Tokyo)」に採択されましたのでお知らせいたします。
AIとIoTであらゆる場所の空き情報を配信するスタートアップ、株式会社バカン(東京都千代田区、代表取締役:河野剛進)は、イノベーションを生み出し社会変革を促すスタートアップの実証実験をサポートする、東京都主催の「スタートアップ実証実験促進事業 (PoC Ground Tokyo)」に採択されましたのでお知らせいたします。
第1期となる今回は95件の応募があり、書類審査やピッチ大会(審査)を経て、株式会社バカンを含む9件(社)が採択されました。採択された企業は、本事業の支援を受けながら、9月初旬には第1タームの実証実験を開始。12月の成果報告会などの後に第2タームの実証実験を開始し、2021年3月下旬に最終報告会が行われます。
今回株式会社バカンは、オフィスや商業施設のトイレに設置することで、混雑抑制のほか個室内への広告配信も行える「VACAN AirKnock Ads(エアーノック アッズ)」の実証実験を提案しました。 AirKnock Adsは、トイレ個室ドアなどに設置したセンサーによってトイレのリアルタイム混雑状況を可視化。さらに個室内壁面に設置したタブレットに可視化した混雑状況を表示したり、個室利用開始直後などに30秒程度の動画広告(無音声)を表示したりするサービスです。トイレ個室からの退出を自主的に促すとともに、混雑発生を助長しない範囲でパーソナルな環境への広告配信を行います。
東京の経済の持続的な発展のためには、イノベーションを継続的に生み出していくことが求められています。そのイノベーションのエンジンとなるスタートアップが事業を実現していくにあたり、仮説検証や社会実装の検証を行うことは不可欠である一方、その機会・リソースに乏しく、成長の機会を逃していることも少なくありません。そこで「スタートアップ実証実験促進事業 (PoC Ground Tokyo)」では、革新的なビジネスアイデアを有し、新たなビジネス領域で大きな成長を志向するスタートアップのニーズに合わせて、仮説検証や社会実装の検証等に向けた実証実験を効果的にサポートすることで、スタートアップの成長を着実に支援することを目的としています。
代表取締役:河野剛進
設立:2016年6月
本社:東京都千代田区永田町2丁目17−3 住友不動産永田町ビル2階
バカンは経済産業省が選定する官民による支援プログラムJ-Startup 2019選定企業です。IoT、AIを活用してあらゆる空席情報を収集し提供。レストラン街やカフェ、トイレ、会議室、社員食堂などの空き状況をセンサーやカメラで自動検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信するサービスを提供しています。